香港SAR

香港で暮らす

面積は狭いが、東京と同じで人口密度は相当なもので約730万人以上が住む、アジアの中では大都市である。世界的な観光地としても有名で、夜景、ショッピング、グルメといった観光には欠かせないものがそろっている。日本からも飛行機で約4時間、治安も良く、至るところに日本食レストランや日系スーパーやお店があり、非常に便利。

住居

世界的に有名な高額の家賃。希望に合った物件を探すのは一苦労だが、香港の交通網は非常に整備されており、中心部から少し離れた地域で比較的安い物件を探すことができる。家賃の目安としては、ワンルームで7,000HKD(約10万円)~12,000HKD(約17万円)、2LDKで12,000HKD(約17万円)~20,000HKD(約28万円)くらいとなる。

交通

交通網は整備されており、ほとんどの場所へは地下鉄(初乗り約70円)やバス(初乗り約50円)やタクシー(メーター制で初乗り約330円)で移動可能。香港島/九龍間を運行するフェリー(約50円)や、香港島のみを運航する路面電車(約35円)は観光客からの人気も高いが、日常的な交通手段としても重宝されている。

食事

香港では各地域の中華料理(広東料理、北京料理、潮州料理、四川料理)を味わうことができ、特に広東料理が有名。他にもインド料理やイタリア料理、韓国料理など世界各国の料理が堪能できる。日本料理店も多数あり、高級日本料理からリーズナブルなものまで幅広くある。日系のスーパーもあるため、やや割高ではあるが日本の食材を購入することができる。ローカル店であれば400~600円程度、日本食レストランでは700円-1300円。マクドナルドは400-500円、缶ビール1本140円程度、カフェでのコーヒーは300円~500円。

Food in Hong Kong Food in Hong Kong

医療

日本に劣らず高い医療技術を誇っており、安心して医療機関を利用することができる。主に公的医療と私的医療の2種類に分けられ、香港政府に運営されている公立病院は、医療費が大変安い。

ただし、予約がとれないため慢性的に混雑しており、待ち時間が長いというデメリットがある。 一方、私立病院は比べると高額になるが、スムーズに診察を受けることができ、日本語通訳がいる場合もある。

また、香港では医療保険への加入義務はなく、日本のような健康保険制度はない。従業員の福利厚生の一環として日系、外資系、ローカル系の医療保険プランに加入する。

生活費シミュレーション

<月収 22,000HKD(税込み) の場合 -単身で香港に滞在->

※HKD=香港ドル / 1HKD=約143円(2020年1月現在)

住居費(1Rサービスアパートメント) 8,500
食費 3,500
光熱費・水道費 400
その他雑費・交際費等 5,500
交通費 600
MPH(強制退職金積立制度) 1,100
貯金 2,400
22,000

※税金は3月から翌4月までの年収を申告。それに対して年に一度請求される。

就労パス(Employment Pass)

香港では、勤務経験3年未満の方が新規で就労ビザを取得するのは難しいと一般的に言われている。香港政府は香港の経済発展と居民の就労機会確保を優先的に考えていることもあり、「香港人では代替できないポジション→日本人である必然性のあるポジション」という前提が必要になる。そのため、就労ビザ(Employment Visa)申請時には語学力や職務経歴以外にも、「なぜこのポジションに日本人を採用する必要があるのか」や「日本人を採用することによって企業にもたらされるメリット」等を強調する必要がある。新規で就労ビザを取得する場合は、ほとんど費用も含めて会社がサポートする。申請期間は通常1~2ヶ月程度。会社によっては就労ビザ保有者を優遇することもあるため、会社によるビザサポートがあるか事前の確認が必要。

その他、就労ビザを取得した外国人の扶養家族や香港人を配偶者に持つ外国人が取得できる家族ビザ (Dependent Visa) があれば合法的に就労できる。また、7年以上合法的に香港に居住すると永住権の申請ができるが、無事に永住資格を取得すればスポンサーは必要なく就労が可能。